生理痛はお灸で

お灸のやりやすい場所。ほかにも腰にあるツボをお灸するとより効果的。
お灸のやりやすい場所。ほかにも腰にあるツボをお灸するとより効果的。

梅雨が早々と明けた夏。

冷房がないと危険な暑さになりますが、女性の皆さん、体冷えきっていませんか?


この 冷え は生理痛や更年期障害に影響があるので女性にとっては大敵。


かといって自分では空調温度の調整ができないシーンも多いですよね。


冷えてしまった体は温めることである程度回復します。


これは一度温めれば良くなる、というものではないのが難点。


ですが、毎日のようにケアすることで次の生理痛はとても楽になります。


今日は生理痛(月経痛)に効果のある、自分でできるお灸のツボのご紹介。


三陰交(さんいんこう)

女性のツボの代表格。

内くるぶしの中心から上へ指幅4本のところ。

骨のきわにあります。

普段からここを冷やさないように、仕事中など冷房の効いたところに長時間滞在する間、足首ウォーマーをつけるのもいいですよ。


照海(しょうかい)

内くるぶしの中心から下へ指幅2本。

更年期障害にもいいですよ。


太衝(たいしょう)

足の甲にあります。

親指と人差し指の骨が交わるところ、くぼみが目印。

婦人科全般に効果あるといわれています。


血海(けっかい)

膝蓋骨の内側のへりから上へ指幅3本。

骨盤内の血液循環作用に効果あります。

膝に水がたまったときに透熱灸(点灸)しても。

この膝対策は私自身の経験でもあります。

せんねん灸では効果なかったのです。



これらに加えて腰や下腹部のツボにもお灸をするとより効果的です。

腰と腹部が温まり、骨盤内血流が改善することで症状をやわらげます。


私は冷房の影響を受けやすいのですが、三陰交だけはお灸を忘れずに毎日続けることで、強い鎮痛剤を使わなくてすむようになりました。


最近ではお薬を飲まない時も多くなっています。


日々のケアは面倒ですが、時間にしては10分ほど。

慣れてしまえば簡単です。


上手に冷房と付き合って、厳しい夏を乗り切りましょう。


こころとからだを休めましょう😊




にじいろ鍼灸院