熱冷ましと痛み止め

私は登録販売者としても仕事をしています。


そこで質問されたこと、今回は熱冷ましと痛み止めについて。


この2つ、同じお薬なのですが、違うと思っている方も多いのではないでしょうか?


コロナ禍になり、予防接種を受ける、コロナに感染する、などで、常備薬の1つに入れておきたい 熱冷まし。


これは痛み止めと同じ成分です。


薬のパッケージにも 痛み・熱 と記載されています。


成分がいろいろあってわからない…もよくあるご質問。



安全性という意味では アセトアミノフェン です。

胃に優しく、副作用もほとんどありません。

解熱剤としても優秀です。

ウィルス性の発熱にはこちらをおすすめしています。

鎮痛剤としてはイブプロフェンに劣るかな…私の感じ方ですが。


メーカーさんによっては3歳から飲めるものもあります。


我が家は子供が発熱するとたいがい小児科へ行きますが、念のために小児用のものを常備しています。


薬剤師さんのいるお店では ロキソニン。

配合されているのは ロキソプロフェン。

これは登録販売者は扱えないお薬です。

購入のさいは薬剤師さんの説明をしっかり聞きましょう。

鎮痛剤としてはとても優秀です。

市販薬では最高かも。


ロキソニンはウィルス性の風邪症状と相性があまり良くないという資料もありました。

私は鎮痛剤としての利用のみ、です。



もう一つ、イブプロフェン。

こちらは小児にはダメとされています。

個人的に重い生理痛などアセトアミノフェンでは対応できない痛みに利用しています。

こちらは登録販売者でも対応可能。

ドラッグストアで気軽に購入できます。


まとめると解熱剤としては アセトアミノフェン。

イブプロフェンでも効果ありますので、購入のさいの目安です。


鎮痛剤としては 強さは

アセトアミノフェン<イブプロフェン<ロキソプロフェン

な感じです。



エルペインなど生理痛に特化した鎮痛剤もありますね。

バファリンルナなど…初潮の低年齢化もあってか、小・中学生向けと表記のあるものも販売されています。


胃に優しい処方や効果など、各メーカーさんが様々なお薬を販売しています。


どのお薬も説明書をよく読んで正しく使い、異常があったときは薬剤師さんに即相談。

窓口を設けてるメーカーさんもありますね。


自分に合ったお薬と、良いお付き合いができるといいですね😊


からだとこころを休めましょう☺️