うちの子供と夜驚症

夜驚症 やきょうしょう


うちの子が夜中にパニックを起こすようになったのは2歳になる前のことだったと思います。

産前から微妙な関係だった夫とうまくいかず、産後うつから山形県と神奈川県を行ったり来たり。

私自身が心身共に最悪の時期でした。
夜中に泣きわめき、起こしても起きてくれない。
ママ居ない!!と泣き叫ぶ。

私も必死で ママいる!あなた抱っこしてるのママ!! と叫ぶ。

それでも正気に戻らない…

やっとのことで起こし、子供も夫も機嫌悪い。
子供は泣いていた事に気がついておらず、ひたすら ママに起こされた と不機嫌。
夫の顔色を伺いながら、文句を言われながらの寝かしつけ。
子供にとって良くない状況です。
月に数回のペースでパニック発作は起き、悪い意味でこちらも慣れていきました。
振り返ってみると、うちの子供はいわゆる 夜泣き というのはほとんど無く、このパニック泣きだったと思います。
知識のない私はパニック泣きを 夜泣き と思い込んでいた時期もあり…数年後 なんとなく夜泣きじゃないと思う ようになるのですが。
黄昏泣き で大変だった子なのもあり、眠るのが下手な子なのだとどこか諦めのような気持ちでいたのも事実で、対策をしようとはしていませんでした。
離婚後は両親に預けて仕事をし、子供と触れ合うのは日に数時間、月に数日、という生活になりました。
子供自身は入園したこども園に馴染み、楽しく生活していましたが、ストレスもあったのでしょう、数ヶ月に1度のパニック泣きはありました。
多かったのが、私が隣りの部屋でオンラインのミーティングや勉強会に参加している時のパニック泣き。
今思えば寂しさもあったのでしょうね。

これが小学校入学後も続き、病気ではないか?とかなり悩みました。

子供の世話を手伝ってくれている母も、私達兄弟にはなかった状況を心配し、どこかに相談できないの?と…
夢遊病を疑い、ドクターを探すか?このコロナ禍で遠方まで行くのか?
悩んでいた最中に栄養学の勉強会で こども睡眠カウンセラー協会 の秋山さんにお会いしました。

お話しを聞いているうちに、この方に聞いてみよう!と個別相談を申し込み。

夜驚症 を教えて頂き、自分でも調べてみると子供の症状がまさにそれでした。
すぐにやった対策が 子供の話しを本人が止めるまで聞く
これはおしゃべりが止まらない我が子には嬉しい事だった反面、いつまでも止まらないおしゃべりを私が止めさせることになりました。
2時間以上話していましたから、かなりたまっていたのでしょう💦

でもスッキリしたのか、すんなり眠った記憶があります。

その後は寝るまでの1時間弱、布団のなかでお話しの時間。

私の方が疲れていてしっかり聞けない時もあるけれど…。

アロマオイルの香りは大好きな親子なので、眠るスイッチの1つとして取り入れました。
子供がイライラ気味の時はマッサージ。
くすぐりっこになっても、いいコミュニケーションに。
ご機嫌でおやすみなさい、になります。

寝付きは悪い日もありますが、パニック泣きはなくなりました。

年齢もあるのかもしれません。

怖い夢や学校の事での緊張など、よい睡眠とは言い難い時もありますが、穏やかな顔で眠っているのを見ると本当に安心します。
もう少し早く 夜驚症 というものを知っていたら…原因や対策、できることはあったはず
そんな後悔をしなくてすむように、こんな事もあるよ、そんなことを考えながらこのブログを書きました🌈

読んだ方でなにかご質問などありましたら、遠慮なくご相談下さい。

親も子も 良い睡眠は健康への第一歩です。

からだとこころを休めましょう😊